資格認定制度:臨床(衛生)検査技師が対象

認定臨床微生物検査技師

認定臨床微生物検査技師とは、院内感染の制御に取り組む臨床検査技師のことで、感染症・臨床微生物の検査に関する高度な専門知識や技術を有する認定資格になります。
資格の認定には、認定臨床微生物検査技師制度協議会(日本臨床微生物学会)が認定を行い、感染制御認定臨床微生物検査技師資格取得の条件となります。

認定臨床微生物検査技師の指定施設は、全国で約140施設ほどあります。
認定臨床微生物検査技師として働かれている認定医は、約610名ほどおります。

認定臨床微生物検査技師の受験の申請資格として、

  1. 臨床検査技師であること。
    臨床検査技師として相応しい人で臨床検査全般にわたる広い知識を備えていることです。
  2. 臨床微生物学検査・感染症検査に関する基本的な技術を有すること。
  3. 認定研修施設において、協議会の定めた教育目標を遵守した研修を5年以上の期間にわたって行なっていること。
  4. 臨床微生物学に関する筆頭者としての学会発表が3回以上および論文発表が3編以上
    (1編は筆頭者)あること。

と上記の4項目のすべてを満たしていることが受験申請の条件となります。

申請書類

  1. 認定臨床微生物検査技師受験申請書とコピー2部
  2. 認定臨床微生物検査技師受験申請用業績目録とコピー2部
  3. 業績目録の証明となるすべての別冊および抄録のコピー3部
  4. 臨床検査技師免許のコピー3部
  5. 微生物検査従事証明書とコピー2部
  6. 申請料振込受領書のコピー3部
  7. 申請書類受領連絡用はがき1枚(申請者の氏名、住所を記入しておくこと。)

試験要項

例:平成28年
主催機関 認定臨床微生物検査技師制度協議会(日本臨床微生物学会)
対象 臨床検査技師
資格 認定臨床微生物検査技師
試験 筆記および実技試験
指定講習会 10月8日(土曜日) 場所:東京都
筆記・実技試験 10月9日(日曜日) 場所:東京都
費用 試験料・指定講習会受講料:15,000円
認定登録 合格者は登録料20,000円を納付し、認定臨床微生物検査技師の登録後に認定証が交付される。なお、登録は合格通知後1ヶ月以内を期限とする。
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