就職活動ノウハウ

 

こんにちは。

治療家（柔道整復師・鍼灸師・マッサージ師）の方の転職サポートをしています、ウィルワン求人担当の松林です。

 

今回は 開業後の収入相場についてについてご説明をさせていただきます。

下記の項目でご紹介をさせていただきます。

 

 

 

0）業界の現状

 

まず業界の現状として厚生労働省のデータでは平成26年末時点では、

就業されている柔道整復師は63,873人で、柔道整復の施術所数は全国で45,572か所あるとされています。

（施術所数は大阪が断トツの1位で、2位は東京）

※参考として、コンビニはで全国で約55,000店舗（平成29年現在）あるので

整骨院業界もいかに戦国時代に突入していってるかが読み取れるかもしれません。

 

 

 

１）開業後の収入相場

 

収入相場を語る前に『売り上げ』というのがポイントになります。

 

売り上げとしては個人で経営されているところで月間150万円前後、

チームでされているところで最高1000万前後まで地域貢献しているところがあります。

 

全国の平均としては月間200万前後といわれていますのでかなり幅があるのを感じると思います。

本題の収入についてですが、【収入＝売り上げ‐経費】の対価として残るものなので、

一般的にどんなコストが発生するのか！？含め下記をご参考ください。

 

【　売　上　】

●保険収入　※保険と自費の割合は治療方針による

●自費収入

●自賠責収入

●物販など

合計　150万円

 

【　経　費　】

●従業員給与…50万（25万×2名雇用）

●家　賃　　…20万

●減価償却　…10万

●広告宣伝費…5万

●その他　　…35万

合計　120万円?

 

（営業利益≒自分の収入）　30万円

※経営用語的には複雑なのでここではあえて簡易表現してあります）

 

 

 

２）開業のメリット・デメリット

 

開業を目標にする方も多いと思いますが、なぜ開業をしたいのか、目的は明確にしましょう！

 

開業も勿論メリット・デメリットがあり、開業の目的次第では、

開業よりも会社に従事した方がメリットが大きい可能性も有ります。

下記をご参照ください。

 

・メリット

自分の自由にできる、自分次第で稼げる、生涯現役でできる

 

・デメリット

収入が不安定、休めない、引退できない、採用がしにくい、強いライバル院がきたら状況が変わる

 

いかがでしょうか？

 

 

３）のれん分け・フランチャイズのメリット・デメリット

 

それでは開業以外のメリット・デメリットについても見ていきましょう。

 

【のれんわけ】

 

・メリット：自分が運営を任されていた院をそのまま患者様ごと引き継がせてもらえる

・デメリット：関係性や契約にもよりますがはるかに買い取ってもらう形が多い

 

【フランチャイズ】

（お店の看板、確立されたサービスや商品を使う権利をもらい、

　その対価をフランチャイズ本部に支払うという仕組み）

 

・メリット： 加盟者は、ブランド力・運営ノウハウ・商品力などを開店初日から活用できビジネスを始めれる。

・デメリット： フランチャイズ本部に対価を支払います（契約内容は様々で安くはありません）

 

 

４）開業と分院長、稼げるのはどっち？

 

一概には言い切れませんが、健全な経営をされているチームの分院長のほうが稼げます。

ただどのようなチームに属するかの判断はとっても大切です。

 

 

 

５）開業よりも稼げるピックアップ求人

 

【関東で20院展開している整骨院グループ】

 

こちらは新卒の時から待遇が良いです。

?新卒・中途問わず完全週休2日25万スタート、社会保険完備。

さらに、引っ越し支援があり3万円で一人暮らしすることが可能です。

 

また分院長になると給料が28万＋歩合に昇給します。

分院長は早くて中途では半年、新卒1年でなった実績があります。

 

さらに役職は分院長までではありません。

統括マネージャーというポジションもあります。

給料は38万＋歩合に昇給し、23歳で年収600万円のになった社員もいます。

 

 

いかがでしたか？

 

?時代の変化とともに個人開業でのリスクは以前より確実に高まりました。

ただ、飲食店や美容院・歯科院などと比べるとまだまだ可能性のある業界ともいわれています。

 

開業するにしろ、所属して分院長になるにしろ、

休日も収入もしっかりとりながら治療家ライフを豊かにしていくためには

チームで運営しているところが強いのは間違いなさそうです！

 

収入は生きていくためにはとてもお気軽大切な要素です。

徒弟制度の業界ということもあり、

ご自身の経験を過小評価されて続けて 勤務されている方も中にはいらっしゃいます。

 

ご自身の評価をもし客観的に知りたいという方はぜひお気軽にご連絡ください。

今後の過ごし方が変わる可能性もあると思います。